第4階梯の教え
シャープレシオ
リスク1単位あたりのリターンを測れ
シャープレシオ
ざっくり言うと
高リターン≠良い投資。リスク調整後で比較せよ。 シャープレシオは、リスク1単位あたりの超過リターンを測定する指標だ。高いほど効率的な投資と言える。
真理の詳細
シャープレシオ = (期待リターン - 無リスク金利) / 標準偏差。この指標でしか、真の投資効率は測れない。期待リターンが高くても、リスクが大きければ、その投資の価値は低いのだ。
シャープレシオの公式
リスク1単位あたりの超過リターンを測定する。
公式:
S = シャープレシオ、E[R] = 期待リターン、Rf = 無リスク金利(国債など)、σ = リターンの標準偏差
2つの投資を比較する
シャープレシオを使えば、異なるリスクレベルの投資を公平に比較できる。
| ギャンブル | 還元率 | 客の損失率 |
|---|---|---|
| 15% | ||
| 8% |
結論: 投資Aはリターンが高いが、リスク調整後では投資Bの方が効率的。シャープレシオで真の優劣がわかる。
シャープレシオの解釈
一般的な目安を知っておこう。
| range | interpretation | verdict |
|---|---|---|
| < 0 | リスクフリー資産より劣る | 避けるべき |
| 0 - 1 | リターンがリスクに見合わない | 要検討 |
| 1 - 2 | 良好なリスク・リターン | 優良 |
| > 2 | 非常に効率的 | 素晴らしい |
結論: S&P500の長期シャープレシオは約0.4〜0.5。それを上回れば優秀な運用と言える。
シャープレシオの限界
この指標にも弱点がある。
覚えておくべき真理
- ✦
リスク調整後リターン - 本当の効率を知れ
- ✦
投資効率の指標 - 数学的比較の唯一の手段
- ✦
異なる投資の比較 - 同じ基準で測れ
- ✦
1以上が望ましい - この閾値が意味するもの
修行の時間
試練:
ファンドCの期待リターンが12%、標準偏差が15%、無リスク金利が1%の場合、シャープレシオはいくつか?また、S&P500(シャープレシオ0.5)と比較してどちらが効率的か?
答えの啓示:
シャープレシオ = (12% - 1%) / 15% = 11% / 15% ≈ 0.73\n\nファンドC(0.73)> S&P500(0.5)\n\nファンドCの方がリスク調整後では効率的な投資である。
試練の間
シャープレシオの理解度を試す。己の力を証明せよ。
近日開放